SSブログ

かようびはシャンプー [イスラエル]

かようびはシャンプー (講談社の翻訳絵本)

かようびはシャンプー (講談社の翻訳絵本)

  • 作者: ウーリー オルレブ
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 大型本
作:ウーリー・オルレブ 絵:ジャッキー・グライヒ 訳:もたいなつう 

   3才の男の子、イタマルは火曜日が大嫌い。それはお母さんに
   シャンプーされる日だから。
   毎回泣き叫ぶイタマルにうんざりしたおねえちゃんは、
   「丸坊主にすれば?」とイタマルを床屋に連れて行きますが・・・。


マンガのようなユニークな絵柄で、明るい色彩の油絵。
登場人物の表情や構図も、何気なくユニークで楽しい絵本です。

「お湯が目にしみるし・・・」とシャンプーを嫌がるイタマルの気持ちは、
とても子どもの共感を呼ぶよう。
物語の最後、泣かなくなったイタマルがもらったプレゼントに布がかかっていて、
中身がわからないところがミソ。きっとイタマルの大好きな・・・でしょうね。

ところで、シャンプーが週に1回なんて、この蒸し暑い日本では考えらない!?




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

リコちゃんのおうち [日本]

リコちゃんのおうち

リコちゃんのおうち

  • 作者: さかい こまこ
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 単行本
   リコちゃんが遊んでいると、お兄ちゃん怪獣がじゃましてばかり。
   そんなリコちゃんに、ママがダンボールの「おうち」をくれました。
   カーペットを敷いて、カーテンをつけて、そのうち本当のおうちのように・・・。


「よるくま」の作者による、明るくかわいい色使いの絵本。
ダンボールの中にお気に入りのぬいぐるみたちを入れて遊ぶリコちゃんが、
ぬいぐるみと同じ大きさになったり、お兄ちゃんが「正義の味方」になってやってきたり。
そんな現実と空想の間を、自然に行ったりきたりするのが、この作者の作品の特徴。

あまりのスムーズなファンタジックさに、大人は気づくけれど、絵本を読んで
もらっている子どもは、気づかないことが多いみたい。
でも、大人も子どもも、その世界に引き込まれて、なんだか大好きになってしまう作品です。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

ジョディのいんげんまめ [イギリス]

ジョディのいんげんまめ (児童図書館・絵本の部屋)

ジョディのいんげんまめ (児童図書館・絵本の部屋)

  • 作者: マラキー ドイル
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2002/05
  • メディア: 大型本
作:マラキー・ドイル 絵:ジュディス・アリボーン 訳:山口文生

   春、おじいちゃんにいんげん豆の栽培を教えてもらうジョディ。
   苗を間引きし、添え木をつけ、やがて秋には収穫を迎えます。
   そして来年の種の準備をする冬には、赤ちゃんも生まれ・・・。


繊細で優しい水彩画で描かれた、イギリス郊外の四季。
「見まもってれば、わかるから」と、淡々といんげん豆を育てるおじいちゃんとジョディ。
わかりやすい語り口が、想像をより広げてくれる作品です。
なんといっても、バターを添えたいんげん豆は、おいしそう~。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

ようせいの三つのねがい [イギリス]

ようせいの三つのねがい (児童図書館・絵本の部屋)

ようせいの三つのねがい (児童図書館・絵本の部屋)

  • 作者: ジョアンナ ハリソン
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 大型本
作:ジョアンナ・ハリソン 訳:まつかわまゆみ
原題「Three Wishes」

   ママに妖精の衣装を作ってほしいルル。でもママは小さな弟の世話や
   家事で大忙し。ちっともルルにかまってくれません。
   そんな時、妖精が現れて、願いごとを三つかなえてくれると言いました。
   一つ目の願いごとは「妖精になりたい!」。でも、なってみるとなかなか
   妖精も大変。
   だから二つ目は・・・。


パステルカラーが中心の、明るい色彩。のびやかなイラスト風の絵、
時々マンガのように1ページの中に複数のコマがあったりなど、
自由で現代的な作品です。

ルルの本当の願いは、妖精の衣装でも妖精になることでもなく、ママがちょっと
手を止めてくれること・・・。とってもあたたかくてやさしい絵本です。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

ぼく、お月さまとはなしたよ [アメリカ]

ぼく、お月さまとはなしたよ (児童図書館・絵本の部屋)

ぼく、お月さまとはなしたよ (児童図書館・絵本の部屋)

  • 作者: フランク・アッシュ
  • 出版社/メーカー: 評論社
  • 発売日: 1985/01
  • メディア: 単行本
作・絵:フランク・アッシュ
原題「Happy Birthday, Moon」

   ある夜、お月さまに誕生日プレゼントをあげたいな、と思いついたクマくん。
   木に登り、お月さまに話しかけたけど、返事はなし。
   今度は高い山に登り、お月さまにどんなプレゼントがいいか聞いてみると・・・。



奥行きのない平坦なイラスト風の絵、淡々とわかりやすい語り口。
色調も全体にぼんやりとくすんだ感じで、あえて薄い輪郭線を使い、独特の雰囲気を
出しています。

シンプルだけど、なんともなごめる絵本。
2才ぐらいの子でも、きっとクマくんが好きになるはず。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

こんとあき [日本]

こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

こんとあき (日本傑作絵本シリーズ)

  • 作者: 林 明子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1989/06
  • メディア: 大型本
作・絵:林明子

   ”あき”が生まれる前に、おばあちゃんが作ってくれたきつねのぬいぐるみ、
   ”こん”。あんまりたくさん遊んだので、とうとうほころびてきてしまいました。
   そこで、二人で砂丘町に住むおばあちゃんの家に行って、直してもらうことに。
   ところが、旅の途中で・・・。

日本的で暖かい絵と、おだやかな語り口で愛される、林明子さんの代表作。
ぺったんこになってしまう、こんのしっぽが、おばあちゃんのお風呂で元通り
になったりなど、ふわふわしたぬいぐるみの感触まで伝わってくるようです。



 
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

おねえさんになるひ [イギリス]

おねえさんになるひ

おねえさんになるひ

  • 作者: ローレンス アンホルト
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 1998/06
  • メディア: 大型本
作:ローレンス・アンホルト 絵:キャサリン・アンホルト

   赤ちゃんが生まれるのを楽しみにしていたソフィー。いざ生まれてみると、
   一緒に遊べないし、パパやママはかまってくれないし。
   ついに「もうあかちゃんなんていらない!」と爆発してしまいます。


イギリスの美しい四季の中で暮らす、あたたかい家族の様子が、鮮やかな水彩画で
描かれた絵本。女の子にはぴったりの、夢のある作品です。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

めっきらもっきらどおんどん [日本]

めっきらもっきら どおんどん(こどものとも絵本) (こどものとも傑作集)

めっきらもっきら どおんどん(こどものとも絵本) (こどものとも傑作集)

  • 作者: 長谷川 摂子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 1990/03/15
  • メディア: 大型本
作:長谷川摂子 絵:ふりやなな

   遊ぶ友達がいない寂しさで、「めっきらもっきら・・・」とめちゃくちゃな歌を
   歌いだした「かんた」。すると3人のお化けが現れて、一緒に遊ぶことに。


日本の絵本ならではの、おどろおどろしい妖怪。小さい子には怖すぎるのでは、
という心配をよそに、どんな子どもも魅了してしまう絵本です。
その秘密は、躍動感のある絵と、思わず口ずさみたくなる、軽妙な言葉と語り口。
まるで「じゅげむ」のような「めっきらもっきら~」を、3才の子どもでも大合唱(?)してしまいます。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

こぶたほいくえん [日本]

こぶたほいくえん (幼児絵本シリーズ)

こぶたほいくえん (幼児絵本シリーズ)

  • 作者: 中川 李枝子
  • 出版社/メーカー: 福音館書店
  • 発売日: 2001/03/15
  • メディア: ハードカバー
作:中川李枝子 絵:山脇百合子

   やんちゃな子ブタの3兄弟、「まきお」と「はなこ」と「ぶんた」が、    お母さんに連れられて「こぶた保育園」に行くことに。
   最初は泣いていた3匹でしたが・・・。


「ぐりとぐら」でおなじみのコンビによる、1978年の作品。
日本とも外国ともつかないほのぼのした明るい絵で、楽しい保育園の様子が
描かれています。
保育園や幼稚園に通い始めで、不安を感じている子どもたちにも、おすすめ。



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

よるくま [日本]

よるくま

よるくま

  • 作者: 酒井 駒子
  • 出版社/メーカー: 偕成社
  • 発売日: 1999/11
  • メディア: 単行本
   ある晩、「ぼく」のところに、かわいい「よるくま」が現れます。
   「おかあさんがいない」と泣くよるくまのために、二人でお母さんを
   探しに出かけることに。


一人っ子の少年が、突然できた弟をかわいく思い、お兄ちゃんらしく ふるまう部分と、やっぱりまだお母さんに甘えたい部分を、ファンタジックに 描いた作品。やさしい絵柄ながら、独特のミステリアスな雰囲気で、 意外なストーリー展開へと導かれます。 最後には、なんとも言えず心があたたかくなる、素晴らしい作品です。




nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。