かようびはシャンプー [イスラエル]
作:ウーリー・オルレブ 絵:ジャッキー・グライヒ 訳:もたいなつう
3才の男の子、イタマルは火曜日が大嫌い。それはお母さんに
シャンプーされる日だから。
毎回泣き叫ぶイタマルにうんざりしたおねえちゃんは、
「丸坊主にすれば?」とイタマルを床屋に連れて行きますが・・・。
マンガのようなユニークな絵柄で、明るい色彩の油絵。
登場人物の表情や構図も、何気なくユニークで楽しい絵本です。
「お湯が目にしみるし・・・」とシャンプーを嫌がるイタマルの気持ちは、
とても子どもの共感を呼ぶよう。
物語の最後、泣かなくなったイタマルがもらったプレゼントに布がかかっていて、
中身がわからないところがミソ。きっとイタマルの大好きな・・・でしょうね。
ところで、シャンプーが週に1回なんて、この蒸し暑い日本では考えらない!?
3才の男の子、イタマルは火曜日が大嫌い。それはお母さんに
シャンプーされる日だから。
毎回泣き叫ぶイタマルにうんざりしたおねえちゃんは、
「丸坊主にすれば?」とイタマルを床屋に連れて行きますが・・・。
マンガのようなユニークな絵柄で、明るい色彩の油絵。
登場人物の表情や構図も、何気なくユニークで楽しい絵本です。
「お湯が目にしみるし・・・」とシャンプーを嫌がるイタマルの気持ちは、
とても子どもの共感を呼ぶよう。
物語の最後、泣かなくなったイタマルがもらったプレゼントに布がかかっていて、
中身がわからないところがミソ。きっとイタマルの大好きな・・・でしょうね。
ところで、シャンプーが週に1回なんて、この蒸し暑い日本では考えらない!?
リコちゃんのおうち [日本]
リコちゃんが遊んでいると、お兄ちゃん怪獣がじゃましてばかり。
そんなリコちゃんに、ママがダンボールの「おうち」をくれました。
カーペットを敷いて、カーテンをつけて、そのうち本当のおうちのように・・・。
「よるくま」の作者による、明るくかわいい色使いの絵本。
ダンボールの中にお気に入りのぬいぐるみたちを入れて遊ぶリコちゃんが、
ぬいぐるみと同じ大きさになったり、お兄ちゃんが「正義の味方」になってやってきたり。
そんな現実と空想の間を、自然に行ったりきたりするのが、この作者の作品の特徴。
あまりのスムーズなファンタジックさに、大人は気づくけれど、絵本を読んで
もらっている子どもは、気づかないことが多いみたい。
でも、大人も子どもも、その世界に引き込まれて、なんだか大好きになってしまう作品です。
そんなリコちゃんに、ママがダンボールの「おうち」をくれました。
カーペットを敷いて、カーテンをつけて、そのうち本当のおうちのように・・・。
「よるくま」の作者による、明るくかわいい色使いの絵本。
ダンボールの中にお気に入りのぬいぐるみたちを入れて遊ぶリコちゃんが、
ぬいぐるみと同じ大きさになったり、お兄ちゃんが「正義の味方」になってやってきたり。
そんな現実と空想の間を、自然に行ったりきたりするのが、この作者の作品の特徴。
あまりのスムーズなファンタジックさに、大人は気づくけれど、絵本を読んで
もらっている子どもは、気づかないことが多いみたい。
でも、大人も子どもも、その世界に引き込まれて、なんだか大好きになってしまう作品です。
ジョディのいんげんまめ [イギリス]
ようせいの三つのねがい [イギリス]
作:ジョアンナ・ハリソン 訳:まつかわまゆみ
原題「Three Wishes」
ママに妖精の衣装を作ってほしいルル。でもママは小さな弟の世話や
家事で大忙し。ちっともルルにかまってくれません。
そんな時、妖精が現れて、願いごとを三つかなえてくれると言いました。
一つ目の願いごとは「妖精になりたい!」。でも、なってみるとなかなか
妖精も大変。
だから二つ目は・・・。
パステルカラーが中心の、明るい色彩。のびやかなイラスト風の絵、
時々マンガのように1ページの中に複数のコマがあったりなど、
自由で現代的な作品です。
ルルの本当の願いは、妖精の衣装でも妖精になることでもなく、ママがちょっと
手を止めてくれること・・・。とってもあたたかくてやさしい絵本です。
原題「Three Wishes」
ママに妖精の衣装を作ってほしいルル。でもママは小さな弟の世話や
家事で大忙し。ちっともルルにかまってくれません。
そんな時、妖精が現れて、願いごとを三つかなえてくれると言いました。
一つ目の願いごとは「妖精になりたい!」。でも、なってみるとなかなか
妖精も大変。
だから二つ目は・・・。
パステルカラーが中心の、明るい色彩。のびやかなイラスト風の絵、
時々マンガのように1ページの中に複数のコマがあったりなど、
自由で現代的な作品です。
ルルの本当の願いは、妖精の衣装でも妖精になることでもなく、ママがちょっと
手を止めてくれること・・・。とってもあたたかくてやさしい絵本です。
ぼく、お月さまとはなしたよ [アメリカ]
作・絵:フランク・アッシュ
原題「Happy Birthday, Moon」
ある夜、お月さまに誕生日プレゼントをあげたいな、と思いついたクマくん。
木に登り、お月さまに話しかけたけど、返事はなし。
今度は高い山に登り、お月さまにどんなプレゼントがいいか聞いてみると・・・。
奥行きのない平坦なイラスト風の絵、淡々とわかりやすい語り口。
色調も全体にぼんやりとくすんだ感じで、あえて薄い輪郭線を使い、独特の雰囲気を
出しています。
シンプルだけど、なんともなごめる絵本。
2才ぐらいの子でも、きっとクマくんが好きになるはず。
原題「Happy Birthday, Moon」
ある夜、お月さまに誕生日プレゼントをあげたいな、と思いついたクマくん。
木に登り、お月さまに話しかけたけど、返事はなし。
今度は高い山に登り、お月さまにどんなプレゼントがいいか聞いてみると・・・。
奥行きのない平坦なイラスト風の絵、淡々とわかりやすい語り口。
色調も全体にぼんやりとくすんだ感じで、あえて薄い輪郭線を使い、独特の雰囲気を
出しています。
シンプルだけど、なんともなごめる絵本。
2才ぐらいの子でも、きっとクマくんが好きになるはず。
こんとあき [日本]
おねえさんになるひ [イギリス]
めっきらもっきらどおんどん [日本]
めっきらもっきら どおんどん(こどものとも絵本) (こどものとも傑作集)
- 作者: 長谷川 摂子
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1990/03/15
- メディア: 大型本
遊ぶ友達がいない寂しさで、「めっきらもっきら・・・」とめちゃくちゃな歌を
歌いだした「かんた」。すると3人のお化けが現れて、一緒に遊ぶことに。
日本の絵本ならではの、おどろおどろしい妖怪。小さい子には怖すぎるのでは、
という心配をよそに、どんな子どもも魅了してしまう絵本です。
その秘密は、躍動感のある絵と、思わず口ずさみたくなる、軽妙な言葉と語り口。
まるで「じゅげむ」のような「めっきらもっきら~」を、3才の子どもでも大合唱(?)してしまいます。